アイランド型キッチン, ペニンシュラ型キッチン, 壁付きキッチン
HC邸−洋菓子作りのためのテストキッチン




家庭用のスケールを遥かに超えるこちらのキッチンは洋菓子つくりのためのテストキッチンとして計画されました。新築マンションのお引渡しとほぼ同時期に改修工事をスタートさせることを目標に、計画自体はその半年ほど前から始まりました。洋菓子造りのテストキッチンということもあり、求められる仕様は業務用厨房のスペックそのものでしたが、そこは長年LDK KITCHENがこだわり続けてきたことでもあり、これまでの経験を基に製作させて頂きました。機器においても、画像の手前に見える2台のプロ仕様の電気オーブンや右奥に見えるパイローラー、製氷機、コールドテーブルといった業務用厨房機器が導入されています。また、キッチンのレイアウトも機能ごとに明確に分かれています。アイランドは加熱機器、その背面にあるシンク付の壁付キッチンは洗い、切りもの等の調理作業用、アイランド横のペニンシュラは調理用とは別に洗浄用に深いシンクがついており、その背面には天然石の天板を使用した粉ものを調理するためのスペースになっています。こうした機能をひとつづつ積み重ねて完成したキッチンは、機能美ゆえの美しいオールステンレスキッチンに仕上がりました。追記ですが、全長4m80cmという天板をマンションの7階へ搬入するにあたって、16tのクレーン車を使用したのですが、ことさらこの天板をつり上げるときの緊張感はすごいものでした。
![全長4m80cmの壁付きキッチン。壁のグレー系のタイルとステンレスの組み合わせが絶妙で、オープンの平棚と鍋掛のフラットバーのみのシンプルなレイアウトになりました。また、手前の電気オーブン下に見えるコールドテーブル(冷蔵庫)は業務用冷蔵庫でありながら、とてもすっきりとしたデザインのため、見えても違和感のない仕上がりになりました。]()
![キッチンからダイニングの眺め。ダイニングスペースはキッチンより60cmほど高くなっているため、キッチンの方が2倍ほど大きい面積にもかかわらず、悪目立ちすることなく、調和のとれたダイニングキッチンになりました。]()
![洗浄、ドリンクサバー用のペニンシュラキッチンです。手元を隠すため腰壁をコの字に設けました。天板下は製氷機の排熱スペースの確保のため、当初はオープンスペースで計画していましたが、ワゴンとしても使用できる可動式のキャビネットにしました。また、右奥に見えるのはASKO(アスコ)の冷凍冷蔵庫で、側面までステンレスで仕上がっています。]()
![こちらのシンクは深さが18㎝と4㎝の2槽シンクになっています。シンクの中で切りものができ、作業高さを考慮し、浅い方のシンクは水切りプレートの上にまな板を置くと、天板と同じ高さになるようにつくりました。水栓はドンブラハです。]()
【こちらの住宅はLDKホームで設計しました】 多彩なアイデアを生み出すためのキッチンスタジアム。 とあるマンションの一室を大迫力のキッチンとダイニングスペースに大改装。 新築マンションを引き渡しと同時にリフォームするという大胆なプロジェクトでしたが、完成前から施主様と練り続けた構想がようやく形になりました。 妖艶さを感じる内装の中、ステンレスの素材感が独特の緊張感を与えてくれます。 LDKのオリジナルステンレスキッチンは、サイズだけでなく様々な機能を盛り込み、これまでで最大級のサイズ感のキッチンとなりました。 詳しくはこちらまで。

全長4m80cmの壁付きキッチン。壁のグレー系のタイルとステンレスの組み合わせが絶妙で、オープンの平棚と鍋掛のフラットバーのみのシンプルなレイアウトになりました。また、手前の電気オーブン下に見えるコールドテーブル(冷蔵庫)は業務用冷蔵庫でありながら、とてもすっきりとしたデザインのため、見えても違和感のない仕上がりになりました。

キッチンからダイニングの眺め。ダイニングスペースはキッチンより60cmほど高くなっているため、キッチンの方が2倍ほど大きい面積にもかかわらず、悪目立ちすることなく、調和のとれたダイニングキッチンになりました。

洗浄、ドリンクサバー用のペニンシュラキッチンです。手元を隠すため腰壁をコの字に設けました。天板下は製氷機の排熱スペースの確保のため、当初はオープンスペースで計画していましたが、ワゴンとしても使用できる可動式のキャビネットにしました。また、右奥に見えるのはASKO(アスコ)の冷凍冷蔵庫で、側面までステンレスで仕上がっています。

こちらのシンクは深さが18㎝と4㎝の2槽シンクになっています。シンクの中で切りものができ、作業高さを考慮し、浅い方のシンクは水切りプレートの上にまな板を置くと、天板と同じ高さになるようにつくりました。水栓はドンブラハです。