ペニンシュラ型キッチン
HK邸−完璧なキッチン空間に静かに佇むオールステンレスキッチン




こちらのキッチンの最大の特徴は縦に細長いLDKの奥の奥にキッチンをレイアウトした事にあります。この奥の奥にあるオールステンレスキッチンの存在感と重厚さはむしろLDKの中心にレイアウトされるよりも際立っているように感じました。キッチンの背面には裏山があり、その裏山を望む大きな開口からは穏やかな日差しが入り、コンクリートの壁と相まってとても静かで落ち着いた雰囲気のキッチンになりました。キッチン自体は横幅2400ミリ程のペニンシュラキッチンですが、背面には奥行き650ミリのカウンター収納に、冷蔵庫も収納できる3畳ほどあるパントリーがプランニングされています。さらに、サービスバルコニーもあり理想的なキッチン空間になりました。
【こちらの住宅はLDKホームで設計しました】 葉山の海沿いの道からほど近い傾斜地に建つRC外断熱住宅。 水平線を眺める環境ながら、丘陵地の緑にも囲まれた環境は、風向きにより、海の香りと山の香りの両方が楽しめます。 傾斜地の特性を活かすため、計画地の傾斜に沿うような形状の建物にし、階層により眺めが異なるバルコニーを重層的に設けました。 また、各居室の開口部の位置を工夫することで、それぞれ眺める風景が異なるように計画してあります。家中どこでも新しい景色に出会えるという訳です。 もともと海沿いで温暖な気候ではありますが、RC外断熱工法とピーエスのラジエター式冷暖房機を採用することで、更に快適な住環境を作り出しています。開放感のあるリビングは、ガラス面も多いことから断熱の面で弱くも思えますが、最良の陽当たりと躯体蓄熱で、冬場でもむしろ暑いくらいです。夏は屋内のブラインドと庇で日差しを遮ることで快適な住環境を維持できます。 施主様とは初めてお会いしてから三年以上のお付き合いです。 もともと都心で土地を探されていましたが、ご主人の英断で住環境重視のロケーションを選択されました。 都心では体感できない住環境と建物のスケール感、とてもクレバーな選択肢だと思います。 詳しくはこちらまで。