NY邸-ペニンシュラ型

ペニンシュラキッチン

このキッチンの一番の特徴はリビングダイニング側に面した収納部です。ダイニング側には施主の希望によりキッチン手元隠しを兼ねた収納を設けました。十字にデザインされたステンレスのパネルはこの収納の扉で、扉を開けるとキッチンの天板につながっていて、これに驚く人も多いとのこと。そして、リビング側のコーナー部分には、家族や客人とキッチンを囲んで料理ができるように、天板下にオープンな棚収納を設けました。よく使う調理機器などを置くには最適な場所です。この2つの収納の組み合わせで、手元を隠しながらもキッチンを囲んで料理ができる対面式のキッチンになりました。

こちらの住宅はLDKHOMEで設計しました。 RC外断熱工法によって、住宅の基本スペックは高いままに、内部の仕上げを施さず、極限まで削ぎ落とすことをコンセプトにした住宅実例。 設計や打合せを重ねるうちに、いつしか「削ぎ落とす」ことにある種の快感をおぼえるようになっていました。 引渡し後、住みながら完成形に近づくという住居のスタイルから、オーナーがこの家に付けた名前は「未完箱(みかんばこ)」。 あまりの秀逸さに、シリーズ化の予感もしています!

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