I型キッチン
TH邸−4m50cmのキッチンと万能作業台




横幅4m50㎝、奥行き75㎝の壁付きタイプのキッチンですが、キッチンとして使うスペースは右側から2m70㎝程度に納めています。奥様よりシンクとガスコンロの間の作業スペースをあまり広くとらないようにというご要望がありましたので、その間を70センチに納め、かわりにガスコンロ左側に50センチほどの作業スペースをとりました。極端な例をあげると、輸入キッチンメーカーの中には、天板の中心に隙間なくシンクとガスコンロが配置され、その左右に作業スペースをとっているキッチンがあります。ぴったりとまではいかないまでもシンクとガスコンロを近づけるメリットは意外とあるもので、シンクでカットした食材はすぐ隣のガスコンロで調理できますし、パスタパンに大量の水を入れた鍋の移動も簡単で、とにかくシンクからガスコンロまでの動線が短いのです。さらに、シンク・ガスコンロそれぞれ左右に広めの作業スペースがとれる事もメリットで、調理の動線を考えても良いレイアウトになります。とはいえ、なかなか勇気のいるレイアウトかもしれませんが、LDK KITCHENではおすすめのレイアウトです。
【こちらの住宅はLDKホームで設計しました】 郊外の広い土地に経つ低層の鉄骨住宅。 玄関へのアプローチを覆うほどの大きな屋根と中庭に面した大開口が特徴の外観。 玄関ホールから続く広々としたLDKには、超ロングサイズのステンレスキッチンが鎮座しています。また、石貼りの中央部のユニットは、リビングとダイニングの間仕切りとしてアクセントになっています。 詳しくはこちらまで。