Ⅱ型キッチン
WT邸−黒いタイルとステンレスの組合わせが印象的なキッチン




黒いタイル壁の質感が印象的なキッチンです。キッチンに面した窓からの河川敷の眺めもすばらしく、明るく開放的な場所になっています。それとは対照的にキッチンは黒を基調に、タイルや木を使って全体が落ち着いた雰囲気にまとめられています。これらの異素材とステンレスキッチンとの相性がまた絶妙です。厚板のステンレスには、独特の重厚感があるので、タイルや石といった主張の強い素材との相性がよいのです。もちろん、ここで使われているゼブラウッドのように木目の強い木との相性も抜群です。
【こちらの住宅はLDKホームで設計しました】 渡良瀬川の河川敷を眺める絶好のロケーションを活かし、屋内外の連続性を意識した開放的な住宅が実現しました。軽量鉄骨の連続架構を用いることで、若いオーナー家族にピッタリな自由で伸びやかなプランとなりました。夕陽に照らされながら河川敷を歩く人達の影が、ノスタルジックな風景を生み出します。 足利市建築文化奨励賞受賞(平成20年)